KMC河辺健一です。大変ご無沙汰しました。さて、大企業主導で景気が少し上向いてきているようですが、まだまだ実感しづらいですね。しかし、デフレは薄れてきましたし、ここ10年超続いたビジネス冬眠環境も好転してきているのは事実です。
企業や社員皆様にとっては、ビジネス冬眠時代に辛抱してきた<利益額アップ>に、いよいよ邁進していきたい今日このごろですね。
と言っても、<売上高アップによる>利益額アップは、まだまだ困難な時勢です。
しかるに、<コストダウンによる>利益額アップは、時勢に関係なく、やってしまえば→→実現します(笑)。
そして、コストダウンは(売上高アップに比べ)、より効率の良い<利益額アップ>の方策分野でもあります。
簡単な数値比較をしてみましょう。
元々の、売上高を100−コストを90=利益は10、とします。この利益10を→→倍増=20に増やすには、、、
@利益率はそのままで、売上高を2倍にして==売上高200−コスト180=利益20を導くか、、
A売上高はそのままで、コストを減らす方向==売上高100−コスト80=利益20を実現するか、、(Aのコストダウン率は、(90−80)÷90=約11%です)
さぁ、利益額を10→20に増やすには///@売上高を2倍///Aコストダウン11%///どちらが、より簡単で現実的か?
はい、Aコストダウン11%ですね。(@売上高を2倍にするエネルギーは、Aコストダウン11%のそれの何倍も必要です。そして短期では、ほぼ不可能ですし。)
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それでは、【コストダウンの方法】について書いてみます。
ちなみに、支出を減らす/固定費を削減する//というのはコストダウンの原点ですが当たり前すぎてオモシロクありませんので、ここでは、お互い、軽視していること/気が付きにくい身近なこと〜〜そして本格的なことまで、できるだけ簡潔に書いてみます。ご参考になれば幸いです。
<初歩>
@【通信費】=基本料&通信料ともに格安な<光IP電話など>に切り替える。
A【電力費】=<基本料のムダ部分>=<契約している受電容量が使用実勢に比して大きすぎる場合>は、契約受電容量を縮小する。
B【旅費】=<電話&メール&テレビ電話&最寄の拠点社員など>で充分代替可能と判定できる、すなわち<必然性が100%ではない遠方出張>は、お互い、激減させる。
C【損害保険料】=外資系などの<割安の新商品>保険を10社以上あたってみる。
D【消耗品費】=定期的に<3社競合/見積もり徴収>を行い、調達価値を高める。
E【オフィス賃借料】=古いビルの場合、家賃の値下げ交渉を、したたかに+継続する。
F【交際費】=二重にもったいない<損金不算入&課税対象の経費>は、とにかくヤミクモに支出制限する。
<発想転換>
@【営業マン残業】=毎日終業後に記述&提出する一方通行的な<営業日報>を廃止し、ネット非公開+社内限定の<部門内ブログ=無料>を立ち上げ、記事欄やコメント欄を利用して、データ報告はもとより、情報授受すなわち問題提起&相互回答要請&相互閲覧を可能ならしめ、<情報レスポンス向上&残業減らし>を実現させる。(一例:Seesaaブログの非公開共有/ページ認証)。
A【広告費】=商品分野やアイテムごとに<広告ブログ>を立ち上げ、<従来からの有料定置広告>に代替させる。(一例:日産ティーダ)。
B【事務費】=定番の事務項目を解析して、結果的には無活用な書類/無意味な事務そのものを<正式に排除>する。
<技法活用>
@【トレード・オフ・バランスの最適化】
=トレード・オフ trade-off とは、(直訳→)同時に満足できない諸条件の間の取捨選択と調整、のことです。それを、最適レベルに自動制御できる仕組みに変革する、というものです。言い換えますと、二律背反(独語ではAntinomie)(やじろべえ的な相対関係)する、部門間/部署間の業務の最適化、です。
例えば、製造企業では、<営業部門 対 生産管理 対 製造現場>→→<受注品の納期優先 対 経営資源の稼働率のバラツキ>==<受注事情と製造機能の同期差異が発生==設備の全体稼働率や工場操業度などが低下><余分な段取り替え&手待ち&在庫費用など>から派生する<製造コストアップ>を回避するための方法です。
A【ボトルネック事象の解消】
=<ヒト、技術、設備機械、工程能力、資金、情報、風土伝統>に関するボトルネック事象(=制約阻害要因)を、重大物からひとつひとつ解消していき、産出出力<スループット>全体を高め、当然帰結の機会損失コストを激減させる。
B【全体最適化】
=<マーケティング、受注、生産管理、生産量、リードタイム、在庫、品質、稼働率、操業度、人件費、材料費、外注費、直接経費、販管費、、、、研究開発、生産技術、、、物流、、、>を相関解析して、産出のための入力エネルギーの全体最適マッチングポイントを特定することにより、相互派生の機会損失コストを激減させる。
C【製法改革】
=<素材、調合、添加、反応、加工、アセンブリ、調製、、、>に関する代替や変更の極限可能性を追求して、絶対的な直接原価をダウンさせると共に、生産性も飛躍的に向上させる。
D【価値主義での、業務機能の設計】
=<すべての業務の、機能分解とコスト分解>+<業務遂行の価値が最大になるような、業務機能の全体系統の設計>+<個別業務機能の設計>により、業務機能パフォーマンスを最大化させる。
E【価値主義での、低価値・無価値な仕事業務の、削減や排除】
=仕事として遂行はしているものの、<結局は、目的的に結実していない/後工程で活用できていない>すなわち低価値または無価値な仕事業務を、正式に削減または排除してしまい、人件費・物品費を含む日常的&潜在的な機会損失コストを根こそぎ激減させる。
F【目的主義での、より低コストの代替方法立案】
=<非常識発想からの革新革命的なアイディア>をもとにして、<目的主義での代替方法>すなわち<目的を達成する手段のバリエーションを極限にまで拡げることで発見特定した、より低コストの方法>を、立案→試行→検証→改良→再試行→再検証→・・・して、目的達成コストを最小化させる。
G【コスト体質の強化と維持】
=各種活動すなわち<VE、TOC、業務改善、小集団、5S、TPM、QC、開発提案、SCM、IT化>と、<コストダウンの目標と課題>を、恒常的に融合させ、コストダウンを日常業務化する。
がんばりましょう!!!
